
のカオリ
留学中だけど、英語が通じなくてつらい(泣)
解決方法を教えて欲しい。
そんな方のために、留学当初の英会話力がなさすぎて苦労した私が、実体験からの解決方法をシェアします。
・英会話学習が不足している場合
・発音がよくない場合
・積極的に会話できない場合
の3つに分けてご紹介します。
留学中英語が通じないと感じているあなたの参考になれば幸いです。
英会話学習が不足している場合

英語環境にひたすら身を置く
あたりまえのことではありますが、英語環境にひたすら身を置いて英語に慣れることが大切です。
とはいえ、留学当初の私のように「はじめから外国人のみの場所で過ごすのは不安」という方もいると思います。
そんな時は、外国人を避けて日本人のみと過ごすのではなく、日本人と外国人がいるグループと行動を共にするのがおすすめです。
私はそういうグループとよく過ごしていたので、自然と自分よりも英会話力が高い日本人をお手本にしながら過ごすことができました。(日本人の英語は外国人よりも聞き取りやすいので、安心感もあります)
また、外国人の英語がどうしても難しい場合は、日本語で友人に聞いて状況把握することができるので安心です。
当時うまくコミュニケーションがとれなかった外国人の友人とは、グループで仲が良かったので今でも連絡を取り合っています。
もちろん言葉の壁がない方がスムーズに仲良くなれますが、言葉の壁があっても友情を築くことは可能です。
まだ自信がないという初心者の方は、是非試してみてください。
英語で独りごとを言う
今日の予定や今日あった出来事を誰かに話すイメージをしながら、英語でぶつぶつ言ってみましょう。
この方法は、元国連職員の田島麻衣子さんが世界で働く人になる!という著書で紹介していた、おすすめの英語学習法の1つです。
朝の支度中や帰り道、シャワー中や寝る前など、自分が忘れずにやれる時間を選んで実践することが大切です。
英語での言い方がわからない時は毎回検索し、絶対に後回しにしないことがポイントです!
この積み重ねで、日常英会話で使える新しい単語やフレーズが蓄積されていきます。
この英語学習法を紹介していた著書

発音が良くない場合

オーバーラッピングする
オーバーラッピングとは、お手本の英語を見ながら音声と同時に発音していくトレーニングです。
オーバーラッピングのメリットとデメリットは以下が挙げられます。
・正しいイントネーションや発音が身につく
・リスニング力が身につく
・ネイティブ英語のスピードに慣れる
【オーバーラッピングのデメリット】
・スピードが速く、初心者にとっては最初は難しい
私がオーバーラッピングにおすすめする冊子は、ENGLISH JOURNALです。
毎月出版されるCD音声付きの雑誌で、特に初心者の方はFree Talkというパートを使うのがおすすめです。
毎月スピーカーが変わるので、アメリカやカナダ、オーストラリアやイギリス出身のリアルなネイティブの日常会話に触れることができます。
話すスピードは速いですが、専用の無料アプリで音声スピードを変えられます。
初心者の人は、はじめはゆっくりで挑戦し、少し慣れてきたら徐々に速度をあげてトライしましょう。
オーバーラッピングにおすすめの冊子

発音矯正クラスに参加する
学校によっては、発音矯正クラスがあります。(ない場合は、このパートは飛ばしてください)
実際に発音矯正クラスに参加していた友人たちは、きれいな発音(日本人アクセントではなく、外国人がしっかり理解できる発音)で話していました。
自分の発音に自信が持てない場合、発音に特化したトレーニングができる発音矯正クラスも有効な手段の1つです。
積極的に会話できない場合

いらないプライドを捨てる
「恥ずかしい」
「間違っているかもしれないから、自信を持って発言できない」
こんな気持ちを抱く日本人は、意外と少なくないと思います。
まさに留学当初の私がそうでした。
「わからないから黙っておこう」
「なんか緊張するな…」
一方、間違いを気にせず話す人をよく観察すると、英会話の上達速度が確実に速いです。
間違いを気にせず頑張って話しているときに、もし誰かがあなたの英語をバカにしたら、「この人は私より先に英語をはじめただけ…」と考えスルーしましょう。
明確なアドバイスをくれる場合は別ですが、ただ自信を失わせてくる人たちとは距離を置くことをおすすめします。
留学での貴重な時間を有効に使うためにも、不必要なプライドは手放して、間違ってもいいので(特に語学学校は間違えるための場所なので)、積極的に話していきましょう。
聞き取れなかったら素直に聞き返す
「理解できなかったけど、わかったふりをしてしまった」
このような経験がある人も、いるのではないでしょうか。
恥ずかしいことに、留学当初の私は
「何度も聞き返すの申し訳ないな…」
という気持ちから、よくわかったふりをしていました。
とても仲の良かった外国人の友人が、以下のように優しく言われたのを思い出しました。

友人
「話しの最初の方で “わからない”と言ってくれれば、2回目の説明が短く済む。
話の最後に “わからない”と言われたら2回目の説明も長くなるから、わからないときはすぐに言うんだよ?」
彼女の言葉は的を得ていて、とても申し訳ない気持ちになりました。
当時の私のリスニング力はとても低かったのですが、ゆっくりとした英語で丁寧に言ってくれたのが印象に残っています。
「何度も聞き返すのが申し訳ない…」
という気持ちがあったとしても、わかったふりは時折相手の手間を増やしてしまいます。
相手がよき友人であれば、何度か聞き返したからといって嫌われることはないですし、あなたが英語学習中であることを理解してるはず。
聞き返しに使えるフレーズをまとめてみたので、ぜひ活用してみてください。
・What’s that? (なんて?)
・Say that again? (もう一回言って)
・What did you say? (なんて言った?)
・Can you speak a little bit more slowly?
(もう少しゆっくり言える?)
【聞き返しに使える丁寧なフレーズ】
・Pardon?
・Sorry?
・Excuse me?
・Could you say that again?
(もう一度言っていただけますか?)
・Could you speak a little bit more slowly?
(もう少しゆっくり言っていただけますか?)
【どうしてもわからない場合】
・I’m sorry. I couldn’t understand.
(ごめんなさい。理解できませんでした)
大丈夫!英語学習は継続すれば、時間が解決!

英語学習は継続することで、必ず上達します。
今は英語が通じなくて、大変な思いをしている人がいるかもしれません。
留学当初の英会話力がかなり低かった私は、その気持ちが痛いほどわかります。
そんな時は、英語ができるようになった自分をイメージしてみてください。
今の自分の頑張りが、きっとそのイメージを実現してくれます。
英語力アップを目指して、一緒に頑張りましょう!
この記事で紹介した著書