海外旅行や留学で訪れることの多いレストランですが、英語でのやりとりが少し不安という方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、レストランでネイティブが使っている表現をシーン別でご紹介します。
レストランでの流れを想像しながら、口に出しながら読み進めてみてください。
今回題材にさせていただいたのは、大人気ヴェネッサ先生の動画です。記事の最後に動画も載せておきます。
お出迎え

挨拶をする
まずは挨拶から。相手から挨拶をされたり、目が合ったらとりあえず “Hello!” や “Hi!” と挨拶をしましょう!

Hi, welcome to our restaurant!
(ようこそ、レストランへ)

Hello!
(こんにちは)
フレンドリーな海外では、店員さんに “How are you?(元気?)” と聞かれることがよくあります。無難に “I’m good” や “I’m doing good” などと答えておきましょう。

How are you?
(元気ですか?)

I’m good, thanks.
(いい感じです、ありがとう)
人数を伝える
店員さんに人数を伝える時は “Do you have a table for three?(3名ですが席ありますか?)” や “We’re three(3名です)” という表現が使えます。
1人の時は “Only me(私のみです)” でOkです!

How many people?
(何名様ですか?)

We’re three.
(3名です)
テーブル希望を伝える
テーブルが室外と室内にある際は、店員さんに希望の場所を伝えましょう。

Do you have preference inside or outside?
(中と外どちらがご希望ですか?)

It’s a little cold today, so maybe inside.
(今日は少し寒いので、中がいいいかな〜)
オーダー

オーダーする
例えば、Xをオーダーをする時は “I’ll have X” や “Can I have X?”と表現できます。
丁寧に言いたい時はCanをCouldに変えて “Could I have X?” と言い換えることも可能です。

Can I have a steak combo?
(ステーキセットお願いできますか?)

Okay!
(かしこまりました)
※ちなみにハッピーセットやステーキセットなどの「セット」は英語で “combo” と表現します。 日本語同様の “set” はイギリスやオーストラリアでは使われますが、 “combo” の方が英語圏全体で一般的な表現です。
店員さんがオーダーしたメニューを繰り返し言ってくれたら、注文が合っているか確認しましょう。

We have the steak combo and a side salad.
(ステーキセットとサイドサラダですね)

Yes, that sounds great!
(はい、そうです!)
値段を尋ねる
特に高いレストランだと値段が書いていない場合もありますよね。そういった場合は、”How much is X?(Xはいくらですか?)” と店員さんに聞いてみましょう。

How much is the side salad?
(サイドサラダはいくらですか?)

It’s $1.99.
(1ドル99セントです)
種類を尋ねる
種類を尋ねたい場合は “What kind of X do you have?(何の種類のXがありますか?)”という表現が使えます。
また、事前にそのメニューの話をしていたら “What have you got?(何がありますか?)” と聞くことも可能です。

What kind of dressing do you have?
(何の種類のドレッシングがありますか?)

We have Italian and a lemon raspberry vinaigrette.
(イタリアンとレモンラズベリーヴィネグリレットがあります)
ドレッシングやケチャップ、ソースなどを別皿で欲しい時ってありますよね。そんな時は、 “on the side” が「別皿で」という意味で使えます。
“Can I have it on the side?(別皿でもらえますか?)” と伝えましょう。

I’ll have the vinaigrette.
(ヴィネグレットにします)
Can I have it on the side?
(別皿でもらえますか?)

No problem.
(かしこまりました)
少し時間が欲しい時
店員さんにオーダーを聞かれて、「まだ決まってない!」という経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんな時は ”Can I get a few more minutes?(もう少し時間をもらえますか?)” や “I have’t decided yet(まだ決めてません)” が使えます。

Are you ready to order?
(注文されますか?)

Can I get a few more minutes?
(少し時間をいただけますか?)
追加でオーダーする
追加で注文する時は、文の中に “also(〜も)” を入れてみましょう。

I’m also going to get a beer.
(ビールも注文します)

Sure! Can I see your ID?
(かしこまりました。身分証明書を確認していいですか?)

Okay!
(わかりました)
食事

食事を受け取る
日本のレストラン同様、店員さんが食事を持ってくる際にメニューの名前を読み上げてくれることがありますよね。自分が注文したもので間違いなければ、お礼を伝えましょう。

I have the steak combo.
(ステーキセットお持ちしました)

Thank you so much!
(ありがとうございます!)

Enjoy!
(ごゆっくり〜)
食事中
海外では食事の途中に感想を聞かれることがよくあります。そんな時は “It’s good(美味しいです)” や “It’s awsome(最高です)” などと気持ちよく伝えましょう。

How is everything?
(お料理はいかがですか?)

It’s good, thanks.
(美味しいいです。ありがとう)
追加注文を聞かれて断る時は、 “No thanks” “I’m fine” “I’m good” などの表現が使えます。

Would you like another drink?
(他の飲み物はいかがですか?)

No thanks, I’m fine.
(いいえ、大丈夫です)
食後
海外では食事中だけでなく、食後にも繰り返し繰り返し感想を聞かれることがあります(笑) そんな時は過去形を使って “It was good” や “It was great” と言い、美味しかったことを伝えましょう。

How was your meal?
(お料理はいかがでしたか?)

It was great, thanks.
(美味しかったです。ありがとう)
食後のデザートなどの追加注文を聞かれた際に「お腹がいっぱい」「もう食べれません」と伝えるのに便利な表現が “That was so big meal” です。
直訳すると「とても大きな食事でした」となり、量が多くてお腹いっぱいになったことを伝えられます。

Can I interest in dessert?
(デザートはいかがですか?)

That was so big meal, thanks.
(かなり量があったので、大丈夫です)
支払い

伝票を受け取る
伝票を持ってきてもらうように頼む時は “Can I have the bill?” “Can I have the check?” どちらでもOkです。
丁寧に言いたい時はCanをCouldに変換し “Could I have the bill?” や、 “please” を使って “Could I please have the bill?” と言い換えることもできます。

Can I have the bill?
(伝票もらえますか?)

Sure!
(かしこまりました!)
支払いをする
伝票を持ってくる時に店員さんがよく “Take your time whenever you’re ready” という表現を使います。「(お支払いの)準備ができるまでごゆっくり」という意味ですね。
支払いの準備ができたら “I’m ready(準備ができました)” と伝えましょう。

Here’s your check.
(こちらが伝票です)
Take your time whenever you’re ready.
(お支払いまでごゆっくりしてくださいね)

I’m ready. You can take it now.
(支払えます。今持っていってください)
お別れの際は “Have a good day(いい1日を)” や “Have a great night(いい夜を)” と伝えて気持ちよく去りましょう。
相手に “Have a great night” などと先に言われた場合は “You too(あなたも)” と答えるとネイティブっぽくて自然です。
私もオーストラリアのレストランで働いていた時に、ネイティブからよく耳にしてました。

Thanks for dining with us.
(お食事いただきありがとうございました)
Have a great night!
(いい夜を〜)

You too, bye!
(あなたも〜、さようなら)
いかがでしたか?シンプルな表現を中心にご紹介しましたが、新しい表現は見つけられたでしょうか?
海外のレストランで、是非店員さんとの会話を楽しんでみてください!
あなたの英語学習の参考になれば幸いです。
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